動画制作は、ある程度のレベルになれば専門の会社に委託したほうが良い場合も多いですが、ここではあくまで自分自身で行う場合にどういうポイントに注意すれば良いかを考えてみましょう。何しろ機器的には動画制作はもはやプロだけのものではありません。デジタルカメラがあれば簡単に動画制作できますし、もっと言えばスマートホンであってもやり方次第では十分に一般の鑑賞にたえる動画を作ることもできます。ポイントとしては、基本的に短く、テンポの良い作品作りを心がけることです。

ゆっくり説明したほうが分かりやすいだろうとか、落ち着いて見てもらえるだろうと思う人もいるでしょうし、もちろん作品によってはそうした要素を取り入れたほうが良い場合もありますが、一般論としては短くテンポよくを心がけるべきです。そうでない作品は、そもそも最後まで見てもらえないということになってしまうかもしれません。他には、映像と音声の質には当然のことながら気を配りましょう。内容がいかに優れていて、魅力的なコンテンツであったとしても、映像が粗いとか手ぶれを起こしている、あるいは音声が聞き取りづらいとかノイズが入っているなどということでは視聴していて疲れてしまいます。

必要な場合には三脚を使うとか、音声はノイズが入らないように静かな部屋で録音するなどの配慮が必要でしょう。また、出来上がりを他の人に確認してもらってから発信するというようにすることも大事です。